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パナソニック電工オリジナル複合梁、テクノビーム
住まいの構造のなかでも最も荷重を受ける梁の強度を高めること、それはそのまま住まい全体の強度を高めることにつながります。そこでパナソニック電工では、木の梁に堅牢な鉄を組み合わせた、これまで以上にたわみが少なく強固で安定性の高い「テクノビーム」を開発。木と鉄の融合が、バランスのとれた強靱な構造体を実現します。

■木造住宅の弱点
木には、生育してきた縦向きには強く、横向きには弱いといった特性があります。つまり、柱のように木を縦向きに使う場合は十分な強度が期待できますが、梁のように横向きに使う場合、強度が不足しがちになるといった弱点があります。
■強度と信頼性で木の梁をしのぐ複合梁
そこで、テクノストラクチャーでは、この弱点を解決すべく、梁の部分に木材と鉄骨の複合梁「テクノビーム」を使用し、木造住宅の梁の強度と信頼性を高めています。軽量H形綱を芯材に上下を木(集成材)で挟んだサンドイッチ構造により、鉄骨の強靱さを木の住まいに取り入れました。強さに加え、安定した品質を保つ先進の「テクノビーム」が、地震や台風に強い新しい木の住まいを支えます。

■テクノビームは長期荷重に耐えられる高耐久性能
軸組構造の建物の重要な構造材である梁は、荷重により若干のたわみが生じます。特に木製梁の場合は、樹種、乾燥度合い、節や割れの状況によって強度や品質のバラツキが大きく、ズレやキシミなどの原因となります。また木製梁は長期間荷重がかかり続けると、たわみ変形量が年々増えていくクリープ変形という現象が起こり、これにより引き戸の開閉がしにくくなる等、住宅に様々な不具合が生じます。しかし、鉄骨を芯材としたテクノビームではこのクリープ変形がほとんど進行しません。木質構造設計基準では木製梁のたわみ量を、柱間の距離の1/300と規定されていますが、テクノストラクチャーではより構造の安全性に配慮し、床梁と根太のたわみ量を1/600以下と設定し、たわみの量を半分以下におさえる設計にしています。

■テクノビームを錆から守る溶融亜鉛めっき
テクノビームの芯材となる軽量H形綱には、防錆作用に優れた溶融亜鉛めっき処理を施すことで、住宅性能表示制度※における劣化対策等級3(最高等級)の基準をクリアしています。
※梁に鋼材を使用する場合、等級3において、めっきの両面付着量はZ25(250g/u)と規定されています。テクノビームのめっきはZ27(275g/u)の付着量で、錆からビームをしっかり守っています。
■溶融亜鉛めっきの犠牲防蝕作用
亜鉛は鉄よりも先に反応する性質があるため、万一鉄素地が露出しても亜鉛が先に反応して緻密な保護被膜をつくります。これを犠牲防蝕作用と言い、亜鉛が鉄そのものを錆から守ってくれるのです。

■接合部の弱点を強化するテクノ接合金具
一般的な木の家は、木の材料を切り欠いて部材と部材を接合します。このため、接合部の木材は部分的に細くなってしまい、その箇所が地震等で割れて建物の倒壊を招く例も多く見られました。
テクノストラクチャーでは、木材の切り欠きをできるだけ減らし、素材の力を引き出す金具接合仕様を採用。接合部での安定した高強度を実現しました。

一般的な木造の「ほぞ加工」
パナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャー
柱ほぞ
ドリフトピン
腰掛けアリ継ぎ
ひら金具
アリ仕口
かね金具

■縦横ひろびろオープン室内空間
テクノストラクチャーでは、一般的な木造軸組工法で約3.6m〜約4mしかとれなかった柱と柱の間を、最大約6m(壁心寸法)まで広げられるため、20畳以上もの大空間が実現でき、ワイドビューを楽しめる大きな窓の設置も自由です。また、テクノ接合金具の採用により、従来柱の接合のために必要だった「ほぞ加工」が不要に。柱の長さをまるまる生かした高い天井高が可能になりました。2階建住宅で1階・2階とも最大2.8m(一般的な住まいは2.4m)もの天井高が実現できます。

従来の木造住宅
テクノストラクチャー工法
天井高最大約2.8m、間口最大約6m
耐震等級「最高ランク3」耐風等級「最高ランク2」
強さの秘密は、住まいの災害シミュレーション!独自の厳しい基準が住まいを守ります!
テクノストラクチャー工法による住まいは、自動躯体設計システムという、在来木造住宅ではほとんど行われていない、コンピュータによる高度な構造計算を行なっています。一棟一棟ごとに388のチェック項目を設けて、構造強度を徹底的に検証。お客様にお引き渡しされる住まいには、すべての項目をクリアしたことを証明する診断書をお付けしています。
構造計算書
テクノストラクチャーの住宅は法律で定められたレベルよりもはるかに厳しい基準で設計されています。
一般的な木造住宅4〜10項目程度
建築基準法レベル(構造計算は行わない)
一般的に行われる構造計算約50〜200項目程度
「3階建木造住宅の構造設計と防火設計の手引き(昭和63年)」などに準拠
テクノストラクチャーで行う構造計算388項目
「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(平成20年)」に準拠
基礎の強さ101項目
家の重み、地震や風などにより基礎にかかる力をチェックします。基礎の強度よりも大きな力が生じる部分にはより太い鉄筋を入れたり、鉄筋の本数を増やしたりして強度を確保します。
柱の強さ62項目
床や屋根の重み、地震や風などにより柱にかかる力をチェックします。柱の強度が不足する箇所には近辺に柱を加えて強度を確保します。
梁の強さ129項目
床や屋根の重みにより梁にかかる力をチェックします。梁の強度が不足する箇所は梁の配置を変更して梁が負担する力を軽減させたり、断面が大きくより強度の高い梁を配置します。
柱接合部の強さ32項目
柱と土台などをつなぐ金具部分にかかる力をチェックします。柱接合部強度よりも大きな力がかかる部分にはその力に耐えられるようにさらに接合金物で補強します。
梁接合部の強さ26項目
梁をつなぐ金具部分にかかる力をチェックします。梁接合部強度よりも大きな力がかかる部分には梁の配置を変更して接合部が負担する力を軽減させます。
耐力壁の量18項目
地域に応じた積雪量や風の強さも考慮した上で、十分な量の耐力壁が確保されているかどうかをチェックします。※耐力壁とは? 地震や台風などの横からの力に耐えるために筋交いなどを入れた壁のことです。
耐力壁の配置12項目
耐力壁の配置バランスのチェックに「偏心率0.15以下」の厳しい基準を用いて全体的な壁配置をチェックします。※偏心率とは? 建物の重さの中心(重心)と堅さの中心(剛心)のずれ具合を表します。値が大きいほど危険です。
床の強さ8項目
耐力壁が十分な強度を発揮するために、それらをつなぐ床面・屋根面などの水平面も徹底的にチェックします。床(または屋根)強度よりも大きな力がかかる部分にはより強度の高い床を配置します。